ひとのこころに花一輪

こんにちは(^^)/



この度のコロナ禍に見舞われ、しみじみ思い出した言葉があります。


「ひとのこころに花一輪」


店内の飾り棚にある、一枚のサイン色紙に書かれている言葉です。




2014年11月に惜しくも亡くなられた、桂小金治さんに書いて頂いたものです。

その年の2月に書いていただき、最後のサインになってしまいました。




桂小金治さんと言えば、私より上の世代の方はよくご存知かと思います。

昭和を彩るスターの一人です。

その人柄とキャラクターで、落語家だけに留まらず、俳優、司会者としても活躍されていました。

「それは秘密です」というクイズ番組に、行方不明の方とそのご家族の再会コーナーがありました。

小金治さんは司会者でありながら、毎回大泣きされていました。

それ故「泣きの小金治」と呼ばれ、 私達の子供時代、泣きべそかくと「泣きの小金治」 とからかわれたものです。




そんな小金治さんが、近所に越してきたご縁で、奥様と共に当店のお客様になってくださいました。


場所柄、芸能界の方は珍しくないのですが、ほとんどの方は目立たぬ様にされています。

小金治さんは、カウンターに並ばれたお客様にも、初対面とは思えない気さくさで話しかけられていました。


後に奥様から伺った話ですが、デイサービスに送り出したら、ヘトヘトになって帰って来られた事があったそうです。

行った先で、お仕事でもないのに即興のトークショーを行い、居合わせたお年寄り達を大喜びさせたそうです。

デイサービスで大サービス!
W(`0`)W


奥様も大変素敵な方で、お年を感じさせない美貌もさることながら、人の面倒見も良く思いやりのある方です。

冷たい雨の降る年末のある日、美味しいパンが手に入ったと、長靴を履いて私達に差し入れてくださった事は、忘れる事ができません。

そんな思い出がいろいろあります。

自分達の事よりも他人を思い遣る、サービス精神の塊の様なお二人でした。


私達はそんなご夫妻が大好きで、尊敬しております。

店の者でありながら、サインをお願いしたのは、小金治さんだけです。





このコロナ禍を受け、どの様な心持ちで仕事をして行こうかと考えていると…

色紙の中のこの言葉が教えてくれます。


「ひとのこころに花一輪」


そうだ私達もサービス業…

疲れを癒し、ホッとする時間を提供する仕事。

その為の料理、お酒、接客、空間…

こんな時だからこそ、より一層…

ご夫妻のサービス精神を見習い、

ひとのこころに花一輪添えられる、

そんな店にしたい…







師匠はいつも軽口を叩くか、駄洒落を言っていました。

奥様に感謝し、幸せを口にされてもいました。

説教じみた話をすることなく、その振る舞いから大切な事を教えて頂きました。

有難うございました。
m(_ _)m




人と触れ合って感染るのは、ウィルスだけじゃない…

そう信じたいものですね…
(^^)






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